ダンボールの材質について
厚さについて(フルート)
材質について(ライナー)
材質ごとの用途について
- C5のA段やK5のA段が一般的には多く使用されています。
- B段は、中身の軽いものを入れる用途に用いられます。
- 逆に、W段やK6、K7などは大きなものや重いものなどを入れることが多いです。
- 実際に中に入れるものによって、適した材質をお選びいただければと思います。
形状について
A式
A式は、みかん箱タイプです。
引越しや通販など、大小様々なあらゆる物の配送用パッケージに広く使われています。
強度が優れ、オーダーサイズの製作でも抜型が不要で生産性がよいため単価が一番安い箱形式です。
※用途:配送用パッケージ
B式
B式は、主に上下に差し込み式の蓋が付いている箱です。
底も差込の蓋と同様にするキャラメル式箱、また、蓋の部分を持ち手付きにする方法やそれらの組み合わせなど色々なバリエーションがあります。
抜き型を必要とする形式ですが組み立てやすく大変ポピュラーな形式です。
※用途:ソフトウェアパッケージ、郵パック小(底はA式)など
C式
C式は、本体(胴)に蓋をかぶせて使うものです。
再開封性を求められる箱、強度を特に求められる場合の箱、特に大きい箱で他の形式で対応できない場合の箱。
C式の箱は、かぶせる蓋であるため蓋の再開封性に優れる点と構造上二重箱であるためとても丈夫ですが、ほぼ2箱分のコストがかかるという難点があります。
※用途:贈答用ビールなどのパッケージ、ギフトケース一般など
奴式(たとう式)
抜き型を使用しないで製作できますので、安価です。
ボードやカタログなど厚さの薄い物を入れるのに使います。
包み込むように梱包するので、楽に作業ができます。
両サイドを折り、天面はつき合わせてテープを貼っていただきます。
※用途:書籍やCDなどの薄いものの包装用。メール便のパッケージ。
N式
N式は、出来上がりが美しく、耐圧強度、再開封性も優れています。
構造上、貼り加工の箇所が全く無いので 抜き型が必要な箱の中では最も低コストで製作できます。
また、納品時は広げた状態ですので保管時にもダンボール紙の厚みだけなので、効率良く収納できます。
※用途:文書整理箱や発送ケースなど。また、見た目がいいためギフトボックスにも多く用いられます。
パット・仕切り
シート状のダンボールを一定の大きさに裁断します。
中身の保護や間仕切りのため、段ボール製の緩衝材を使えば環境にやさしいです。
形状や梱包形態等により、最適な緩衝材をご提案いたします。